3歳までの育て方で子どもの脳は決まる!

脳の発達に応じた育児法でIQ150を超える子どもたちが続々と育ち、なかにはIQ200超えの天才児も少なからず登場しているという事実があります。

私たちの健康相談に来てくださる幼児がおられるご家族様には育児法の秘訣を合わせてお伝えしています。

母親にお伝えしているのは、「楽しむ」ことです。育児の苦労を楽しみに変え、その結果知能が高い子を育てることができていきます。その背景には、日本の未来を切り開く、健康で有能な子どもたちを育てたいという熱い思いに突き動かされているからです。

近年は、未知の分野と言われている赤ちゃんの脳の発達のメカニズムが少しずつ解明され、新育児法が世に発表される機会も増えています。今では、探せばあらゆる最先端育児の情報が手に入るようになりました。一方で正しい育児を求めて情報を収取するうちに、その答えが見つけられずに迷い、苦しむ母親も増えています。

迷いの淵にある母親に、科学的に理にかなった育児法と古来から受け継がれる自然流育児とともに本来の育児の楽しさを思い起こしていただくようにしています。

子どもに幸せな人生を歩ませたいと願うすべての方々に、育児ノウハウを知っていただけたら幸いです。

目次

3歳までに脳の80%は完成するという世界で認められる科学的事実

人間は生後3年間の育ち方によって、知能や運動能力、五感の発達具合などがほぼ決まります。さらには、赤ちゃんの知能の発達において、遺伝よりも成育環境や育児の仕方による影響のほうが大きいとする科学の考え方が急速に広まってきています。

科学的事実により、これから結婚、妊娠を控えている人、育児にはさほど興味がなかった人たちにも新しい科学的育児法への関心が高まってきています。

「子ども時代の初期には親や家族やそのほかの成人との間の経験や対話が子どもの脳に影響し、十分な栄養や健康やきれいな水などの要因と同じくらい影響力を持つ。この期間に子どもがどのように発達するかがのちの学校での学業の成否を決め、青年期や成人期の性格を左右します。」

親として何をおいてもこの時期に、できるだけのことをしてあげたい。

母親も父親も家族全員で育児に関わる期間を作り、全員で子育てに専念したいと考える人が増えてきています。

早期のケアや養育ほど重要なものはない。

急激に脳が発達するこの時期に理にかなった「適切な育て方」をすれば、知能が高い子どもたちに育つ可能性が高いということは、世界の常識になっています。

どんなに優秀な両親のもとに生まれた赤ちゃんでも、育て方を誤れば、十分に発達できないまま大人になってしまう可能性が高いです。心身ともに健康で優しく、幸せな人生を送れる子に育てていきましょう。

新生児は1000億個の脳細胞

母親が手のひらで隠していた顔を突然のぞかせたとき、強い期待をもって見つめていた赤ちゃんが喜びの声をあげるのを見たことがあるだろうか。この簡単に見える動作が繰り返されるとき、発達中の子どもの脳のなかの数千の細胞が数秒のうちにそれに反応して、大いに劇的な何かが起こります。脳細胞の一部が「興奮」し、細胞同士をつなぐ接合部が強化され、新たな接合が生まれます。
脳内の細胞の接合は生後3年間に爆発的に増殖し、子どもは目覚めている事実上すべての瞬間に新しい事柄を発見している

発達の質は妊婦や授乳中の母親、乳児に影響を与える環境要因によって左右されます。栄養や健康、きれいな水、そして、暴力や虐待、搾取、差別のない安全な環境などがすべて脳の成長や発達の仕方に影響を与えます。

タイミングの重要さ


人間の脳が新しい経験に対してとくに開かれ、体験をとくに生かせる時期があります。脳が待つ刺激を受けることなくそうした敏感な時期が過ぎると、学習の機会が大きく失われます。
私たちは人間の脳が柔軟で、生涯を通じて再編の力を保ち、外からの働き掛けでそれを強化できることを知っています。

柔軟な脳

脳が柔軟は否定的な経験がないことが重大です。発達に最も適したときに子どもが必要なケアを受けず、飢餓、虐待、放置にさらされると、脳の発達が損なわれる恐れがあります。

緊急事態や避難または混乱のもとで暮らす多くの子どもは深い心の傷を負い、異常なストレスのもとにあります。そのような条件が幼い子どもを衰弱させ、少数のシナプスだけを興奮させ、脳の他の部分の活動を停止させる。幼いときにはそうした活動の停止が発達のはずみを失速させます。

早期ケアの重要性

子どもの暮らしの質を改善するのを手助けするのに遅すぎるということはありませんが、早期の支援は子どもの発達や学習に最も大きな効果をもたらします。適切で時宜を得た質の高いプログラムによって子どもに有効な経験をさせることで、こどもの発達を促進することができます。子どものシグナルを親がくみ取り、コミュニケーションを図ることも重要です。

基本的欲求で左右される子どもの性質

人生ののちの段階で基礎的な能力を伸ばすことは確かに可能ですが、成長するにしたがい、より困難になります。

乳幼児期に基本的欲求を満たされない子どもは不信感を抱き、自分や他人を信じられなくなります。就学するときに不安に陥り、怯え、衝動的になり、行動が支離滅裂になり得ます。
脳はすばらしい自己保護と回復の機能をもっているので基本的欲求が満たされるとこの機能が活性化します。ですが子どもが生後最初の数年間に受ける愛情に満ちたケアや養育、あるいは、そうした大事な経験がないことが幼い心に消すことのできない刻印を残すことになるでしょう。

乳児がのちの暮らしで受けるストレスの影響に対してある程度の「免疫」になるようである。だが幼いときの脳の柔軟性はまた、必要なケアを受けられず、飢餓、虐待、放置を経験すると、脳の発達が損なわれ得る

女性に暴力を振るうことは子どもに暴力を振るうことと同じで、暴力を見て育つ子どもに破壊的な行動や否定的な役割モデルが引き継がれて、暴力の悪循環の輪が恒久的なものになる

生後3年間が人生に影響する

出生前や出生後の数カ月から数年間の子どもの暮らしに起こることの影響は生涯にわたって続く。子どもが学校や生活全体を通じてどのように学び、人間関係を形成するかを決める、信頼感、好奇心、志向性、自制心、関係の構築、意思疎通や協力の能力など、情緒的知能の主な構成要素のすべてが親や保育施設などの教員や保護者から受ける早期のケアに左右される。もちろん子どもが健康や発達を促進し、新しい技能を学び、恐怖を克服し、固定観念を変えるのに、遅すぎるということはない。だが、子どもは適切なスタートを切ることができないと、遅れを取り戻したり、もって生まれた可能性を最大限に発揮するのが非常にむずかしくなる。

なぜ生後3年間の投資が必要なのか?

子どもの権利や人間開発という大目的が幼児期に投資することの議論の余地のない根拠になる。神経科学も生後の3年間がその後の人生に影響を与えることを立証して、反論の余地のない根拠を示している。

トルコの母親訓練アプローチ法

国内の24県で実施している「母親訓練プログラム」がこのアプローチの一部で、母親と直接、協力するだけでなく、父親や年長の兄弟、祖父母など、その他の家族も幼い子どものためのゲームや遊びに参加している。家族のすべてのメンバーが家庭でのより刺激のある対話による学習環境づくりに貢献したことで、子どもが言語や発達のテストで、よりよい成績をあげるようになった。

子どもの権利

0~3歳児:

  • 身体的危険からの保護。
  • 十分な栄養とヘルスケア。
  • 愛着をもつことのできる成人。
  • 気持ちを理解し、応えてくれる成人。
  • 見て、触れて、聞き、嗅ぎ、味わうことのできるもの。
  • 自分の世界を探る機会。
  • 適切な言語刺激。
  • 新たな運動、言語、思考能力獲得のための支援。
  • 自立心を伸ばす機会。
  • 行動を抑制する仕方を学ぶための支援。
  • 自己のケアを学び始める機会。
  • 毎日、多様な対象と遊ぶ機会。

就学前の子ども。上記のほかに:

  1. 細かな運動能力を伸ばす機会。
  2. 話し、読み、歌うことを通した言語能力の強化。
  3. 達成感を育てるための活動。
  4. 協力、支援、分かち合いについて学ぶ機会。
  5. 予備的な読み書き能力の確認。
  6. 行動を通じての積極的学習。
  7. 責任をとり、選択をする機会。
  8. 何かを成し遂げるために自制、協力、忍耐の能力を培うことを奨励。
  9. 自分に価値があると思う気持ちの強化。
  10. 自己表現の機会。
  11. 創造性の奨励

小学校低学年の子ども。上記のほかに:

  • 運動、言語、思考能力の強化。
  • 自立心をさらに強める機会。
  • 自分で自分のケアができるようになる機会。
  • 多様な能力を伸ばす機会。
  • 話し、読み、歌うことによる言語能力の強化。
  • 多様な能力や概念の習得での達成感を強める活動。
  • 他と協力し、他を支援することを学ぶ機会。
  • 学習に役立つ物を操作する。
  • 何かを完成するための自制心と忍耐力を養うための支援。
  • 自分の成績に誇りをもたせる。
  • 学習意欲と学力の強化。

資料:『コーディネーターの手帳:幼児開発のための国際資料』、幼児ケアと発達に関する協議グループ

最も幼い時期こそが充実した人生のスタートを切るための最善の時期になる。

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